C.S.Type
もっとも簡単なタイプで、フェンスとして使われている菱形金網と
同じ構造で、安価で軽作業に適していますが、ゆがみが生じやすいので引張強度に注意する必要があります。
B.S.Type
もっとも普遍的なタイプで、総合コストが低く、構造上引張強度はC.Sタイプより50%以上強力です。応力もバランスが取とれていて、
部分的なねじれや歪みが破壊が起こりません。
R.R.Type
螺線をどうしを組み合わせ、交差部分に直線の力骨を通した構造です。
高度の引張強度を有し、ベルトの伸びや歪みが小さいので特徴です。
通常螺線も力骨も同一線径です。
D.W.R. Type
単一の螺線からではなく、一対の螺線からなる構造です。
詰まった目合と平滑面を有し、かつ力骨により高度の引張強度を有し、螺線の方向は、右・左両方あります。
D.B.S. Type
単一の螺線のかわりに2本の螺線で構成され、用途が非常に広範囲にわたっています。力骨が直線のものは平面引張強度が強く、クリンプ線のものはバランス性に優れています。
S.C. Type
このタイプは螺線のピッチが小さくなっている点を除けば、B.S.タイプと構造的には似ています。目合が小さくなっているので力骨はクリンプなしの直線を使用しています。
C.B.S. Type
左右の螺線を絡み合わせずに詰め合わせて、3~4本の直線の力骨を通して連結させたベルトです。この複雑な構造が最高の引張強度を有し、最小の目合を作り得ます。